妊娠高血圧腎症になった話②
必死で安産体操!
「自然なお産推奨」なのは知っていましたが、このとき入院が長引きたくない理由がありました。
今回の里帰り中、母は急に体調が悪くなり、末期がんに進行してしまっていたのです。
実母は数年前(私が結婚する前)から癌を患っていましたが、ずっと元気でいました。長男を生んだときも里帰りさせてもらい、夫と一緒に立ち会いまでしてくれました。
コロナ禍だったので、転院するにもすぐに受け入れてくれる病院が見つからず(移動後は2週間自宅待機して、発熱しなければ来院OKというルールがありました)、健診も1週間に1度の頻度になっていて、転院が現実的ではなかったため、やむを得ず里帰りを継続するしかありませんでした。
入院が長引くと、私の祖父母と父と末期がんの母で、息子の面倒をみてもらうことになります。
何がなんでも、入院が長引くわけにいかなかったのです。
かなり自分勝手なことを言っているのは承知の上で、家の事情を正直に先生に伝えてみました。
このときの母は全身に痛みがあり、手に力も入らない状態でしたが、平然を装い同意書にサインしてくれました。
今思い出しても、悲しいのと、感謝の気持ちで、涙が出ます。
てか、出産こわいよ!
あとがき
いろいろ起きててすっかり忘れてたけど、そもそも出産がかなりこわいのよ!
1人目のとき難産すぎて(恥骨結合離開)、1ヶ月松葉杖生活を送ったのよ!
今回は夫の立ち会いもできないので、一人で地獄と闘わなくてはならないときた。
毎日毎日、夜な夜なひっそり4秒吸って8秒吐いてを練習していたけど、まさかまさか、この地味な練習が意外な結果をもたらすとは、このときは誰も予想していませんでした…!
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