妊娠高血圧腎症になった話③
アホみたいメンタル弱る
私の子宮口って、鋼鉄でできてるんですよ…。
子宮口が柔らかくなってからやっと促進剤ができるのに、そもそもまったく柔らかくならない。
柔らかくなる気もしない。
自分の都合で勝手に生もうとしてごめんね…。
いや、早く出てこんかい!
ほんと、こんな母親でごめんね…。
メソメソしたりイライラしたり、感情がジェットコースター状態でした。
ここの産院は基本的に出産した翌日から母子同室が始まります。
個室が少なく、切迫妊婦も陣痛が来はじめて唸る妊婦も生み終わった人も新生児も、みんな同じ部屋で過ごします。
生まれたての新生児の泣き声でも、カーテン越しだとそれなりに立派に聴こえて、赤ちゃんが泣く度に夜は頻繁に目が覚めてしまっていました。
深夜2時、急に鉄球が骨盤に降ってきた!
まさにガコン!って感覚で、お腹に衝撃が走りました。
あとがき
今見返してみると、だいぶジメジメと弱っていますね。
近くに夫でもいてくれたら良いサンドバッグにしていたんでしょうけど、なんせ一人ぼっちでいろんな不安と闘っていたので、よくがんばった方だと思います。
この日は夫が私の実家に泊まりに来てくれていたので、息子のことも安心して任せられるし、実母もゆっくり休めるだろうしと、私も自分の体に集中できる状況でした。
家の心配がなくなったからか睡眠薬のおかげか、久々にぐっすり寝て、心身ともに回復してすぐ、ついに赤ちゃんもスタンバイを始めました…!
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